29歳女 1年間の休職を経て復職 自分主体の人生を生きる

29歳女 1年間の休職を経て復職 自分主体の人生を生きる

現在の会社に在籍して、3年目に発症。

うつ病と診断され、約1年間休職。

その後、復職し現在は育休中。

来月復職予定。

うつ病になる前は、仕事が忙しく毎週出張、終電近くまで残業、休日出勤が続いていたのでまずは仕事を休んで、体力回復のためにひたすら横になっていました。

メンタルクリニックで週1回診察があったので、その時だけは夫に付き添ってもらい受診していました。

半年ほど経って、徐々に体力が回復してくると、仕事を途中で投げ出して逃げてしまった罪悪感や周りからの視線、自分への絶望感等が沸々と湧き出してきました。

そのため、今の自分の気持ちを主治医に話し、自分の考えと他人が考えていることのギャップ(他人は私が思っているほど、私のことを見ているわけではない)、いかに自分が1つの考えに固執しやすいタイプかを認識していき、投薬治療と併行して少しずつ自分の考え方のクセを改善していきました。

私の場合は、「〜すべきだ」「〜しなければならない」と思うクセがあり、他人は常に自分を監視している存在であると思ってきました。

そのため、極端に失敗を恐れ、必要以上に自分を追い込んできた結果、病気になったと理解したので、まずは他者主体の考え方をやめ、自分主体の考え方になるように紙に書くことから始めました。

具体的には「〜すべきだ」ではなく、「〜したい」というふうに置き換えて書くだけです。

それだけで、誰かに言われてするのではなく、自分がしたいからするのだという能動的な考えになります。

ほんの小さなことですが、今まで他者主導で生きてきた私にとっては大きな変化でした。

自分がしたいことをしているのだから、失敗しても誰かに怒られることも誰かを失望させることもないのだと思えることができました。

また、他人は自分が思っているよりも、自分のことは気にしていないし、皆自分のことで精いっぱいなのだと気づけたことも随分気が楽になりました。

考え方のクセは、今まで自分が生きていく中で身につけたその人なりの「生きていく術」だと思うので、簡単に変えることはできないし、意識していないとすぐ元の考えに戻ってしまいます。

現に今でも、落ち込む日もあるし、他人の目ばかり気になって、自分の気持ちがわからなくなる日もあります。

しかし、そんな日もあっていいや、また明日から切り替えていこうと思えるようになりました。

病気になる前は、そんなことは到底思えなかったと思います。

体調が悪くても、「みんなは出来ているのだから、私もやらなければ。

今、休んだらどんな目で見られるのだろう。

」こんな考えに固執して、自分の気持ちを見失っていました。

「私はどうしたいのか?」という単純な質問にさえ、答えることが出来なくなっていました。

今考えると「つらいときは休む。

それは逃げじゃなくて、休養であり体調管理という立派な仕事の一つだ。

」と思えるのですが、その時はそんなことは微塵も思えませんでした。

少し立ち止まって考える時間を作ればよかったなと後悔しています。

自分は、思っているよりも、弱くて落ち込みやすくて傷つきやすい存在なのだと認識してあげ、弱い自分を受け止めてあげることが私の回復のカギでした。

誰だって弱い自分を認めたくないし、もっと自分はデキる人間なんだと思いたいと思います。

そう思うことによって、自分を鼓舞し、仕事にまい進していけるタイプの方はそれで良いと思います。

しかし、どうではないタイプの方がその考えをしてしまうと、自分を鼓舞するどころか、首を絞めていってしまいます。

自分が自分を受け入れて、理解してあげなくて誰がしてくれるのか、自分をもっと甘やかそうと思って今は生きています。

うつ病になる人は、人一倍自分に厳しい人が多いと思います。

それは誰の目線で考えていますか?上司を失望させたくない、先輩に迷惑をかけたくない、その気持ちも大事だと思いますが、それは他者主体の人生を生きています。

どうか自分主体の人生を歩んでください。

そうすれば、色んな選択肢が広がってくると思います。

うつ病になったから、人生そこで終わりではありません。

そこから、また新しい自分主体の人生が始まるのです。

必ずまた笑える日が来ます。

もっと周りの人を頼って、自分自身を甘やかして生きていきましょう。