38歳 男 うつになって会社辞めました

38歳 男 うつになって会社辞めました

38歳の元会社員です。

退職前は商社に勤務し、多忙な日々を過ごしておりました。

2014年の秋に当時の上司との関係が悪化し、以後、その上司からパワハラや、人間否定、過度なプレッシャーを日常的に受けるようになり、仕事の効率も上がらず、残務や取引先対応に追われがちになりました。

そのような毎日が続きにつれて、不眠や休日に何もするきがおこらないといった無気力、何を食べても美味しく感じないといったような体調の異変が徐々に起こり始めました。

始めは、仕事で結果を出せば何とかなると、仕事に集中することだけ心がけ毎日なんとか乗り超えようとしてきました。

しかし、状況は悪くなるばかりで、やがて、ふと死にたいと思うようになったり、毎朝、餌付いて吐くといった状況に至りました。

そんな時、仕入先と同行で客先に営業しに行く機会がありました。

仕入先の担当者を駅まで社有車で迎えにいき客先に向かったのですが、ふと気が付くと客先とは全く逆の方面に向かっていました。

その場は、何とか取り繕ったものの、このようなことは今までなかったため、非常に怖くなりました。

その時の業務上、取引先を社有車に乗せ同行で客先に行くことはよくあることであり、自分が原因で事故を起こし、もし他人に何かが起こってしまっては取り返しがつかないと思い、インターネットでさがした心療内科を受診することにしました。

心療内科で、医師に状況を説明すると、即休職を薦められました。

休職はできない旨を伝えると取り合えずカウンセリング治療から始めることになりました。

カウンセリングの内容は、次回診察日までに起こった自分の状況を話すことがメインでした。

社内のうつに対する理解度にも不安があり、話せる人もいなかったので、隔週とはいえ誰かに話を聞いてもらうことは少しですが気持ちも楽になりました。

 しかし、カウンセリング療法では残念ながら状況が良くなることもなく、受診後、3ヶ月後には投薬療法に変えることになりました。

投薬治療は、完治には繋がらなかったものの効果的ではあったと思います。

説明が難しいのですが、今まで頭の整理が難しかったのが薬を服用すると少し気持ちが前向きになり、頭も整理しやすくなった気がします。

以後は、ベストとはかけ離れた状態でしたが、何とか休職せずに勤務することができました。

 そして、それから1年後、所属していた支店の状況を見かねた役員の意向により、私は転勤となりました。

転勤後の仕事は前任先以上に忙しい部署でしたが、周りには理解者も多く、業務負荷の軽減といったケアを受けたりしたこともあり、うつの状況も以前より次第に良くなりました。

 ただ、状況は依然よりよくなったものの、無理をしてまた状況が悪化するのを恐れて全力で仕事に打ち込めない自分自身もいたりして、結果、2018年3月で会社を退職する決断をしました。

 その後、10ヶ月程何もせず休暇をとり、今は物流倉庫でパート作業員として働いています。

長い休暇を経て塞いだ気分は全くなくなり、毎日、気持ちよく汗を流して働いています。

収入が前職と比べて4分の1程度とこれから解決しなければならない課題はあるものの、頭はすっきりしているので、現状、前向きに取り組むことができているので、退社したことに後悔はありません。

 もし、いまうつで悩んでいる方がいらっしゃるならば、難しいかも知れませんが、状況が悪化しないうちに、まずは、自分自身を追い込むよりも、環境を変える方法を検討されることをお勧め致します。

環境を変えることは、休職や転勤、転職でも十分効果があると思いますし、専門家の診察を受けるのも有意義です。

加えて、一番大事なのは自分のうつの原因になっているものは何なのかを自他含めて素直に洗い出すことです。

 自分がどうしてうつになったのか考えると、他人に原因があるのも事実だとおもいますが、自身にも弱い部分があったと思います。

ただ、うつになって自分の弱さを否定するのではなく受けいれることができるようになりました。

そうすると、不思議ことに世界がいままでより、少し優しくなったような気がします。