35歳女 産後うつから回復 自分と未来を信じて…

35歳女 産後うつから回復 自分と未来を信じて…

私は35歳、結婚10年目、2児の母です。

8年前、1人目の子を出産してすぐに産後うつになりました。

病院にかかったタイミングは、血の気がひくような貧血を頻繁に起こすようになったからです。

子どもは生後8ヶ月くらいでした。

内科を受診したのですが異常は見られず、精神科を勧められました。

そこで初めて私は産後うつだったんだと気付きました。

 治療には約5年程かかりました。

薬に頼ることなく日常生活が送れるようになり、2人目の出産に挑戦し、現在は再発することなく過ごせています。

2人目は1歳になりました。

 私の場合は、症状は軽かったように思います。

それでも、薬を追加して飲まないと食事がとれなかったり、仲の良い実母でさえ話せないときや、明るい場所にはいられないといったときがありました。

 治療は投薬のみです。

抗うつ剤を何種類か試していき、その時に合わせた胃腸薬や吐き気止めなども服用していました。

医師と相談しながら少しずつ薬を減らしていきました。

 回復のためにしたことは、『とにかく1日1日を生きること』でした。

生きているのは苦しい、先の未来なんて考えられない…そんな日々が続いたけれど、私には生きる義務というか責任があると思っていたからです。

それは、子供を育てなければいけなかったから。

ただその一心で日々を耐えていました。

 自分の中の不安や悲しい気持ち、なんとも言えない辛い気持ちは、よくノートに書き綴っていました。

正直に自分の気持ちを書くことによって、自分の思考の偏りがよくわかりました。

体調が良くないときは思考もネガティブになりがちですが、意外と自分では気づけなかったりしますよね。

そんな時に負の連鎖の思考を断ち切るためにすごく有効でした。

 ネガティブな思考になっているなと気付き、少しでも余裕がある時は、ちょっと無理をしてポジティブな思考をするようにしたりもしていました。

少しずつ、少しずつその機会を増やしていきました。

 後悔していることは、もっと早く病院にかかればよかったということです。

早く治療した方が確実に早く治ります。

うつに気付かなかったとは言え、おかしいな?と思ったら周りに相談するなり受診するなりした方がいいです。

 もしうつで苦しんでいる方にアドバイスを送るとしたら、未来を信じて今は耐えてくださいということでしょうか。

何もできなくてもいいのです。

ただ時間を過ごすだけでいい。

自分と未来を信じて…。

非常に酷なことを言っているのは痛いほどわかります。

私もそうでしたから。

 でも、治療を始めたのなら、今の瞬間より確実に次の瞬間の方が回復に向かっているのです。

自分と未来を信じて、恐れずに過ごしてもらえたらと思います。

 8年前の私は、もう一生笑えないんじゃないかと本気で考えていました。

でも8年後の今、私はうつになる前よりもずっと幸せに暮らしています。

 きっとあなたにも、明るい未来が待っているはずです。

望んだ未来を受けとることができるのです。