26歳 男 パワハラからの自殺未遂 生きるきっかけとは 自然

26歳 男 パワハラからの自殺未遂 生きるきっかけとは 自然

私がうつ病になったのは5年以上前の話です。

自分は高校卒業後、両親の負担も考え大学には進学せず就職する道を選びました。

一人暮らしの始まりです。

その会社に勤めてみて最初の2〜3か月は指導も優しく務まりました。

ですがある一人の上司がパワハラや必要のない残業を強要してきて新人の私は抵抗するすべもなく耐えながら仕事を続けました。

そんな生活が1年続き、残業時間は他の社員の2倍以上帰りは終電、休日出勤は当たり前となり段々心が疲れてきました。

体力気力がもうそこを尽き自然と何も考えることができなくなり自殺しようと決意し縄に首を掛けました。

偶然縄が緩かったのか苦しい中、縄が解けて死ぬことができなくなり涙が止まりませんでした。

私は翌日朦朧する意識の中で病院に行ってみました。

昨日自殺未遂を医者に告げたところすぐに躁鬱病と診断され、会社を休むよう言われました。

駆けつけてくれた両親と共に実家に帰省することになりました。

自宅療養といっても本当になにもしたくない、頭の中は常にどこかで死にたいという感情でいっぱいでした。

病院からもらったお薬を服用するもやる気というもの1年間何にも湧きませんでした。

そして私は2回目の自殺を決意します。

首を吊れるものがなかったので買い出しに行きました。

その時の私はすべてが疑心暗鬼になっており人の目が怖く外出するのも大変でした。

ただその買い出しの最中、一匹の柴犬に出会いました。

家の前にいる番犬みたいなものです。

「吠えられたらいやだな」と思って避けようとしたときに犬は吠えるどころか尻尾を振ってこっちに近づいてきたのです。

私の手を舐めて甘えてきます。

多分この犬に出会わなければ私は縄を購入しこの世にいなかったかもしれません。

私はそのまま家に帰りました。

正直なんにもしたくなかった私の中で頭の中にあったのはまたあの犬にあってみたいという感情でした。

それから夜や明朝なら人が少ないので俳諧するようになりました。

私はこの時よく川や森に行くようになりました。

川のせせらぎ、朝に毎日違う鳥の鳴き声荒んだ心の中でこの自然が私に明日も行きたいという感覚を取り戻してくれました。

この頃から死にたいという感情はほぼなくなっていました。

森林浴や動物との触れ合いは言葉に表せないほど癒し効果があると今では思います。

今はその効果もあって社会復帰することができました。

勿論全然違う業種で自然を相手する仕事です。

1年半ぐらい親にも迷惑をかけてしまったので今は稼いだお金の半分ぐらいを入金してます。

つたない文章ですがもし今うつ病の方にアドバイスできるとしたら、外に出てみよう、人混みが苦手なら森や川がオススメというところ。

案外墓地とかも静かでいいですよ。

あと生き物に触れてみる。

自分は犬でしたが猫やウサギでもいいです。

人間とは違うコミュニケーション、触れてみて感じることによって生きる気力に繋がると思います。

もしうつ病で引きこもってしまっている人の親御さんがいるのであればペットを飼ってみるというのもありだと思います。

人間だと介入できない心の隙間を埋めることができると思います。

うつ病にかかってると何もかもがネガティブに見えているかもしれません。

ですが生きることを諦めないでいれば絶対いつか自分にしか見えない価値観や煌めきを見つけることができるはずです。

人生一回しかないんですし生きてれば儲けものぐらいの気持ちでいいんですよ。

こんな話で一人でもうつ病の方が救われるなら幸いです。