22才女 仕事を辞めて心を休ませた結果、今の幸せに出会えた

22才女 仕事を辞めて心を休ませた結果、今の幸せに出会えた

私は33才、2児の母です。

私がうつ病になったのはまだ22才、新卒採用で就職した会社が原因でした。

子供の頃から夢見ていた旅行会社に就職し、私の未来は希望に満ちていました。

これからやりたいことをやってバリバリ働こう、そう思って入社しました。

しかしそんな私の思いは入社後わずか半年で打ち砕かれました。

入社して翌月にはすでにサービス残業が30時間、更に翌月には50時間とできることが増えていくにつれて残業時間も比例して増えていきました。

それでも憧れの旅行業界、簡単に弱音を吐くわけにはいかないと必死で働いていました。

それまでののほほんとした大学生活から一気に仕事一色の生活となり、私は心身ともに疲弊していきました。

だんだんと口数が減り食欲もなくなり、終電車に乗った途端に自然と涙が流れるなんてこともありました。

このまま線路に飛び込もうかと思ったことも何度もありました。

そして半年経ったある日、朝起きると後頭部に違和感を覚えました。

触るとこぶのようなものがあります。

私は腫瘍だと思い次の休みに病院へ行きました。

するとこぶは腫瘍ではなくストレスが原因でできた血栓の固まりでした。

これ以上ストレスがかかると本当にうつ病で自殺してしまうかもしれない、すぐに仕事を止めなさいと言われました。

私は父に相談しました。

子供のころからの夢をそう簡単に諦めてしまってもいいのか、父の返事は「辞めなさい」でした。

夢より健康が大事だ、やりたいことは元気ならまた見つかると言われました。

私はこの翌日に退職しました。

非常識な辞め方ですが、会社に行く勇気がでなかったのです。

この日から私はうつ病克服のために静養することになりました。

しばらくは何も食べれなかったのですが母が毎日おかゆを作ってくれました。

何もせずにボーッとしたりテレビを見たり、まだ外出できる状態ではなかったため3か月ほど自宅で過ごしました。

少し元気になってから、彼の実家がある静岡県に遊びにいきました。

空が大きく時間がゆったり流れていました。

同じ日本でもこんなに時間の流れが違うことに驚きました。

やがて少しずつ元気を取り戻していった私は転職活動を始めました。

若かったこともありすぐに仕事は見つかりました。

やりたいことではなかったけれど、プライベートも楽しみながら仕事をすることができました。

あの時もし辞めていなかったら、私は本当に自殺していたかもしれません。

辞めることはとても勇気のいる決断でした。

でも結果辞めたことで今の幸せがあります。

もし辛い原因がわかっているのなら、そこから逃げることも一つの勇気だと私は思います。