多感な17歳、鬱と向き合い乗り越える

多感な17歳、鬱と向き合い乗り越える

子育て奮闘中の40代ママです。

鬱と診断されたのは、17歳の頃。

高校生ライフを楽しく過ごし、彼氏もできて充実した毎日でした。

ですが、部活がキツくてやめようと思っていたのですが、同級生からのイジメが始まり辛い日々が続きました。

とうとう、学校に行けなくなってしまった私は、家に引きこもるようになってしまいました。

さらに追い討ちをかけるかのように、付き合っていた彼までもが、私の悪い噂を信じてしまい、電話をかけてきて「別れてほしい」と告げられてしまったのです。

私は、自分の何がいけなかったのか、自問自答しました。

悪いところは反省して直そうと思っていました。

しかし、周りの友達や彼の裏切りから、人を信用することができなくなった私は、ますます引きこもり、自分の世界だけになってしまいました。

家族が、暗くなっていく私を見てマズイと思ったのか、母が「明日ね、お母さん相談したいことがあるから、その場所についてきてくれないかな?」と言われ、私は無言で頷きました。

翌日、母が私を連れていってくれた場所は精神病院でした。

母は、私を責めることなく、自分が相談したいからという理由で連れてきてくれたのだということがわかりました。

先生は、私に微笑みかけながら、「お母さんとよく、ここまで来てくれたね。

」と優しく対応してくれました。

私の行動や言動を観て、先生は母に鬱だと判定したそうです。

鬱は、心が風邪を引いた状態。

頑張れ!などの励ましは言わないことや、鬱の状態の時は、黙って相手の話を聴き、否定しないなどアドバイスを告げられたようでした。

母は、毎日 私と会話をしてくれました。

学校のイジメや部活がきついこと、彼氏から振られたこと、全てを話し切りました。

登校拒否1ヶ月が経ったころ、母から「あなたがお母さんに話してくれた内容は、勇気のいることだったと思う。

だけど話したことで少しスッキリできたかな?」と優しく問いかけてくれました。

私は、このままで高校生活を終わるなんて勿体ない!絶対、見返す!という気持ちになりました。

勇気を持って学校へ行くと、最初はみんな無視状態でした。

それでも挨拶は自分からする!と目標を決めて、一人でも返してくれたら自分を褒めてあげました。

精神病院の先生は、一進一退で構わないんだよと言ってくれました。

その言葉が、心に響き、失敗しても良いのだと思えるようになった自分がいました。

私が実践した治療法は、行動療法です。

一進一退を繰り返しながら高校3年を迎えました。

おはよう!とクラスの友達に声をかけると、「おはよう!」とみんなが明るく声をかけてくれるようになりました。

こうして私は、鬱と向き合いながら、克服することができ、高校を無事卒業し、大学へ進学することができたのです。

長い道のりでしたが、周りの支えがなければ、私という人間はここまで乗り越えることはできなかったでしょう。

今となっては、当時の皆に感謝です。

そして、鬱と向き合えた時間は貴重です。